椿の巣窟

うざい椿がうじゃうじゃ出現します。お気をつけて

ものっそい久々の更新

電車通果てしなく面倒臭いです

あ、ツイッター始めましたぬふふん。…言ったっけ。

そうそう、最近肌ががっさがさ、そりゃもうがっさがさ荒れておりまして。

ストレスか寝不足か全くわかりませんが

まあ深夜までツイッターでひゃっほいフッフーそいやそいやそいやそいや!!!!!!してるので後者でしょう

 

みかんタワ―と焼き菓子

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姉がみかんで遊んだ結果( ゚ω゚ )

みかんタワーの完成です\わーどんどんぱふぱふ/

スカイツリーには及びませんが中々の高さかと((

※食べ物で遊んではいけません!

 

その後バナナが机に置かれたのですが。

みかんとバナナが並んでいるのを見て姉が一言。

「…リンレンや…。」

あたしの姉終わってるなと思った瞬間)^o^(

やはり姉妹だなとしみじみと思いました。

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そしてこちらは某車会社様から父が頂いてきた焼き菓子です(*^_^*)

三姉妹でのじゃんけん大会が勃発ww

私はフランボワーズとキャラメルをいただきました❤

大変おいしゅうございましたwww

ごめんねおじさん((生温かい目

 

今日は某公園に紅葉狩りに行ってきました!

画像とかないですごめんなさいね( ゚ω゚ )

で、公園のトイレにて←

ゴミ箱を探していたあたしと我慢していた((←姉は「おー、あったあった」とか言いながら入って行ったんですね(*^^)v

あたしはゴミ捨てただけなんでそのまま姉が出てくるのを待機してたんです

そしたらですね

そろそろと姉の入った個室のドアが開き、焦った様なおじさんが出現しました\(◎o◎)/!

え?ここ女子トイレ…とか思いながらあたしはおじさんを凝視←

おじさんはあたしがいると思わなかったのかあたし以上に驚いて「すんませんすんません」と言いながら男子トイレに駆け込みましたwwww

 

つまりこうでしょうかね

男女の表示が大変分かりにくかったのできっと間違えて女子トイレにはいってしまったんでしょうね

そっからあたしらが騒ぎながら近づいてきたので慌てて個室に逃げ込み、姉が個室に入ったので今の内にと思って出てきたが何とそこにはあたしが居て。

おじさんびっくりしちゃったんでしょうか

ごめんねおじさん

ちょっと笑っちゃったよw←

今度からおじさんが間違えないように祈ってますね❤←←

 

っていうことが((どうでも

 

皆さんは気を付けてくださいね(「 ゚Д゚)「

 

あ、紅葉綺麗でしたよ(^^♪

守りたいもの    by烏依

 

守りたくて。

 

貴方を守ったその時から

貴方が心からの安堵の溜め息を漏らした時から

 

貴方が助けてくれたその時から

 

貴方が傷付いた時から

 

貴方と歩き始めたその時から

 

貴方が幸せを手に入れた時から

 

あの人が私を守ってくれたその時から

 

あの人が私をかばってくれたその時から

 

あの人が私の所為で死んだ時から

 

貴方が

 

あの人が

 

皆が

 

幸せになりますように。

 

私はその幸せを

 

命を懸けてでも守りたいの。

 

神様、どうか神様

 

貴方の存在なんて信じてなんかいないけど

 

いるのなら証明してよ

 

いるのなら皆を守る力を、私に頂戴

 

 

 

 

 

――――私はどうなってもいいからさ。

 

                         

だから私はずっと笑っていよう

 

優しいあの子が、心配性なあの子が、素直なあの子が。

 

心配しなくて済むように。

 

 

麻耶 過去

いつからだっただろう。

髪を伸ばし、化粧を施し、スカートを履いて。

女と言い張って生活するようになったのは。

今では腰まで伸びた髪。

どんなに足掻いたって女になんかなれないのに。

それでも幼いころに叩きつけられた言葉が、いつまでたってもあたし…俺を縛る。

 

「男なんか要らなかったのに」

「男なんて五月蠅くて汚くて邪魔なだけなのに」

そう言って俺を殴るその人。

「あんたなんて生まれてこなければよかったのよ!!!」

どうして、そんな事きくにきけなくて。

貴方が産んだのに。

貴方が俺をこの世に産み落としたくせに。

どうして要らないなんて言うんですか?

どんなに殴られ蹴られ罵られようと、俺は執拗にそれを欲した。

生まれて一度も注がれたことのない、愛情というものを。

そんな或る日、当時の俺は思いついた。

「男だから愛してもらえない…それなら女になればいいんじゃないか」と。

そう考えると居てもたっても居れなくて、スカートを履いてみた。

なんだか足がスースーしたが、それもしばらくすると慣れた。

もしかしたら気持ち悪がられるかもしれないと考えもしたが、もう俺は藁にもすがる気持ちで女装したのだった。

母は用事でいなかった。

どんな反応が返ってくるか想像できない…否、したくなかった。

それでももしかしたらという希望が俺の心にちらついていた。

 

でも、俺と母は再び会うことは無かった。

母は次の日も、その次の日にも、一週間後にも帰って来なかった。

仕方なく最初の一週間は冷蔵庫にあったものをすこしずつ食べて飢えを凌いだ。

やがて一カ月経った。

棚にあったインスタントフードを食べてすごした。

一年経った。

仕舞い込んであった缶詰を食べた。

一年半経った。

母の隠していたお菓子を食べた。

一年11カ月と2週間経った。

庭になっていた果物を食べた。

二年経った。

食べるものはもう無かった。

足元がふらついて、もう立つのもままならなかった。

水があるだけましだったが、それでも視界がぼやけて頭がうまく回らなかった。

 

母はもう帰って来ない。

そんなこと分かっていた。

でも信じられなくて、信じたくなくて。

髪が肩まで伸びていた。邪魔だったので結んだ。

 

二年と三日経った。

普通なら学校に二年も来ないなら誰かが様子を見にくるだろうが、俺は行かせてもらえてなかったので、誰かが来ることはなかった。

水を飲もうと立ち上がった時だった。

「ああ…っ」

足からがくんと力が抜けて、俺は膝から崩れ落ちた。

(もう駄目なんだな、あたし。)

そんな風に思った。

「母さん…っ。帰ってきてよ…」

はらり、涙がこぼれた。

「おなかがすいたよ…」

力なくそう呟いた時だった。

バン、扉の開けられる音がして俺はハッと顔をあげる。

「かあさ…」

「ああ、やっぱり居ました…無事で何よりです。」

そこに居たのは俺が望んでいた人じゃなかった。

 修道服に身を包んだ初老の女性。

首元にはくすんだ金色のロザリオ。

柔らかな頬笑みを湛えるその女性は俺をそっと抱き起した。

彼女が現れたことが何より母が帰って来ないということを示しているようで何だかとても

…あほらしくなった。

 

                  続きます

烏依の後悔

差し出された手は、呆気なく消えて。

 

後悔しない人生なんて

 

そんなものありはしないと誰かは言った。

 

その後悔の大きさは小さかったりするけれど

 

皆、後悔するんだって。

 

でもさ

 

後悔なんてやっぱりするものじゃないよ

 

「そんなのつまらないわ」

 

そうかもしれない

 

でもつまらなくても構わないから

 

私は後悔なんてしたくなかった

 

安穏と流れる退屈で平凡な日々に体を任せていたかった

 

それは

 

もう届かない私の願い

 

聖。

 

ごめんね。

蒼さんの苦悩

あいつだけは…っ

あいつだけは許すわけにはいかねえ。

…そう、思ってたんだが、な…。

 

***

横で楽しそうに笑う緑の髪をした獣耳美少女、ジェリム。

俺(注・女です)が強く憎む相手。

何てったって、俺はこいつに変な薬を飲まされて鳥にされたんだからな。

憎むのが普通だろ

今は宵闇やミロたちのおかげで、人間に少しなら(五日に1,2日程度)戻れるようになったけどさ。

だけどだからと言って俺の怒りが収まるわけではなかったんだけど

…何だかなあ

ぽつり、そんなことを呟いた。

「どうしたのだ?」

楽しそうに話していたジェリムがふと会話をやめ、くり、と首を傾げた。

眼鏡のレンズの奥の、大きな瞳が俺を捕らえる。

「べっつにー?」

俺は軽く笑って誤魔化した。

 

***

俺たちは友人だった。

俺はもと義賊、奴は薬屋だった。

ヘマをして傷ついているところを、彼女に助けられた。

俺が毒に強い体質だと知ったジェリムは、実験台になれと要求してきた。

礼のつもりで、1回だけと約束し、ジェリムが作った薬を飲んだ。

…吐き気がやばかったのを覚えている。

不思議とウマのあった俺たちは、度々会うようになった。

そしてたまに知らぬ内に実験台にされた。

俺は気付いても黙認した。

彼女なりに俺を大切に思ってくれていると感じていたからだ。

でも

そんな時にそれは起こった。

ジェリムの薬によって、俺は鳥になったのだ。

どんなに苦労したことか。

きっと鳥子に拾われなければ今頃そこらへんでのたれ死んでる。

いまでも思い出せばムカムカしてくるというのに。

ジェリムとこうして今話していることを懐かしいと思う自分が居る。

 

ひょんなことで、俺たちは再会した。

ミロの知り合いに雪牙という人がいて、その知り合いがジェリムだったんだ。

まさか会うと思っていなかった俺は困惑した。

いつか仕返ししてやる、と闘志を燃やし続けていたが、いざ目の前にするとどうしていいか分からなくなった。

「…久しぶりなのだ。に、人間に…戻れたのだな」

ジェリムは迷いながらも少し嬉しそうに微笑んでそう言った。

その時思いついたんだ。

「おっしゃ、裏切り返しだ。」と。

「久しぶりだな、まだ完全じゃねえけど、まあ、一応?」

笑ってそう言うと、ジェリムは目を見開いた。

「…怒ってないのか…!?」

「え、あ…ああ、うん」

何だか申し訳なくなってうまく笑えなかった。

「っ、本当に…?」

ジェリムのエメラルドグリーンの瞳が、小さく不安に揺れた。

「おう、まあ最初は腹立ったけど、まあこうして戻れたし」

そう言ってジェリムの頭を軽く叩くようにして撫でた。

「……よかっ…良かった……っ、」

ぎょっとした。

まさかジェリムが涙を流すとは思わなかったから。

「あの時…飲ませる薬間違えて…、止めるの、遅くて…蒼がいなくなって…っ、」

声を震わせながら喋るジェリムを、俺はじっと見ていた。

「すごく…寂しくて…自分が憎くて…ごめんな、本当に…すまなかった…」

 

その言葉がどうしても嘘には聞こえなくて。

その涙が偽りだとは思えなくて。

 

こいつも傷付いたんだなーって思ってしまった。

 

***

…そんなこんなで仕返しが先延ばしになってきたが今日こそ俺はやってやる。

だが今更殺すだの何だのという物騒なことは出来ない。

というわけで用意した。

爆弾シュークリームだ。

辛い、兎に角辛い。

緋奈に頼みこんだら作ってくれた。

「何に使うんだよこんなの!!!!」と怒りながらも作ってくれた。

「ほれ、ジェリム。これやるよ」

俺ビジョンでは禍々しいオーラまで発しているそれをジェリムが受け取る。

…しゅーくりーむ、だな

そう言ってはむ、とかぶりつく。

おっし、食べた!!!

兎に角苦痛にゆがむ顔さえ見れればいい。

倍返しなんてくそくらえだ。

…辛い。

ぽつり、呟く。

…やばいかな、辛すぎたか?

一応水なんか用意してるが…それでも駄目なときのために口直しのケーキも用意してるが…

……うまい!

…いや、そんなキラキラした目で見られても。

「どうして私が辛いもの好きなのを知っているのだ!!!?話したことあったか!!!!!?」

なんかもう、いいや。

 

 

………でもいつか。

いつか仕返ししてやろう…

力なくそう決意した俺だった。